顎関節症(がくかんせつしょう)とは、顎(あご)の関節の病気です。
口を開けるとアゴが痛かったり、「ポキッ」と音がなったりする場合には、「顎関節症」の可能性があります。
顎関節症は20~30代の女性に好発しますが、最近はストレス社会の影響からか、男性でも顎関節症を訴える人が増えてきています。
顎関節症の主な原因として言われているのは、
噛み癖や歯ぎしり、頬杖をつく、ストレスで歯を食いしばる、抜歯後の放置など様々なことが考えられています。
当院では顎関節症の治療にマウスピース (スプリント)を使用しています。
スプリントとは、顎関節症治療用マウスピースのことです。
主にあごの筋肉の痛みと、その緊張を和らげるために使用されます。
顎関節症による痛みがなくても、歯をかみしめたり、歯ぎしりがある人には、その癖を直すために使用されることがあります。
薄いプラスチック製のスプリントを、上あごの歯か下あごの歯にかぶせて、噛みあわせが均等になるように調整します。
この調整が簡単に行えるのもスプリントの魅力です。